もし、AIライティングを利用したいのなら、タスク管理など豊富な機能があるNotionで利用できる「NotionAI」を活用してみてはいかがでしょうか。
この記事では、NotionAIの特徴や、利用できる機能、応用例をご紹介します。
AI技術を活用する第一歩として、ぜひ参考にしてみてください。
NotionAIとは?
NotionAIとは、メモやタスク管理、ドキュメント管理などを実施できるサービス「Notion」に、新たに追加された機能のことです。
Notionについては、以下の記事をチェック
AI技術を活用して、文章作成などをアシストしてくれるのが特徴。
また、NotionAIは、Notionのプランによって、次のように価格が変化します。
- Notionの有料プラン加入者の場合:$8/月
- Notionの有料プラン未加入者の場合:$10/月
また、NotionAIは無料トライアルが用意されています。
合計20回まで自由にAIアシストを利用できるため、ぜひお試しで利用してみてください。
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NotionAIの便利な機能
NotionAIでは、AIアシストを活用した次のような機能が提供されています。
- 自然言語作成
- 機械学習
- 自動化
- ビジュアル化
- テンプレート
それぞれの特徴を詳しくご紹介します。
①自然言語作成
NotionAIでは、指示や質問した内容に併せて、自然言語の回答・解説が得られます。
特定のキーワードや指示事項、指示条件を含めてメッセージを送れば、目的に合った回答や解説を短時間で作成可能。
自身で文章を作る時間がない場合には、AIアシストを活用することで、手軽に理想の文章を生み出せます。
②機械学習
NotionAIは、ビッグデータを読み込ませることにより機械学習を行います。
企業やチームで管理しているビッグデータを読み込ませていけば、傾向や特徴を分析して手軽に精度の向上が可能です。
また、指示事項への回答に指摘を送ることによって、次回から、指摘項目に留意した回答・解説が得られるようになります。
ディープラーニング・機械学習によってAIアシストが利用者に合わせて成長するため、利用し続けることで、より魅力的なアシストを期待できます。
③自動化
AI技術を活用すれば、次のような特定の作業を自動化できます。
- 計算
- 資料作成・整理
単純作業であれば、ほとんどAIアシストにお願いできるのが特徴です。
日々リソースを割かれていた作業をAIに任せることによって、生産性向上を図れるほか、仕事環境の品質向上としても効果を発揮するでしょう。
また、自動化したい項目は、指示出しを行うことによって実施できます。
効率的な自動化を実現するためにも、指示項目を整理しておきましょう。
④ビジュアル化
Aiアシストを活用すれば、資料作成のビジュアル化が可能です。
特定のデータを図や表にしてくれるほか、ビジュアル化のアイデアを複数提案してもらえます。
通常、図形ソフトなどを使って自分で作成することも可能ですが、時間と手間がかかってしまうでしょう。
一方、AIアシストを活用すれば、短時間で資料全体をビジュアル化できます。
ビジュアル化するアイデアが思い浮かばない、図やグラフを作る作業にリソースを割きたくない、という人はぜひNotionAIを活用してみてください。
⑤テンプレート
NotionAIでは、AIアシストの技術を最大限に活用できる「テンプレート」が用意されています。
テンプレートを活用すれば、初心者でも高品質な指示出しを実行できるのが特徴です。
回り道をすることなく、求める回答・解説が得られるため、AIというハードルを気にせずに利用できるでしょう。
はじめてAI技術を活用する方の多くは、使い方が分からずに挫折してしまいます。
一方、テンプレートを活用すれば、プロ並みの指示出しが行えるため壁を感じることなく、魅力的な活用方法を見出すことができるでしょう。
NotionAIの応用例
使い方が分からずお困りではないでしょうか。
続いて、NotionAIの応用例を2パターンご紹介します。
Notionのサービス内で良く利用する項目ですので、以下の手順を参考に、実行してみてください。
①ToDoリストの作成
資料作成の新規作成画面を開き、スペースをクリックするとAIアシストが起動します。
また専用の枠に指示内容を伝えると、AIが自動で作業を行ってくれます。
ここでは、ToDoリストとして、ブログ執筆の項目を整理してもらうことにしました。
指示内容として「次についてToDoリストを作成」という内容を説明し「ブログ執筆」という項目を同時に指示してみました。
その結果、自動で出力されたのが次の項目です。
実際に利用するToDoリストがまとめられており、特に修正の必要はないようです。
このように、簡単な指示出しだけで求める情報が出力されます。
また、作成してくれた情報に指摘を送ることにより、情報を改善することも可能なので、便利に活用してみてください。
②フローの作成
続いて、NotionAIにフローを作成してもらいましょう。
前回と同じく「ブログ執筆」に関するフロー作成を指示してみました。
結果として、具体的なブログ記事執筆の手順を一覧として表示してくれました。
また、おまけとして、フロー図を作ったことをSNS投稿するため、その文章をAIに作成させてみましょう。
こちらは、AIアシスト機能の「SNS投稿」をクリックするだけで自動で作成されました。
NotionAIの利点と課題
現在、AI技術は急速に進化しており、ほとんど人間と同じような文章を生み出せるようになりました。
また、私たち人間よりも高速に作業できることから、今後の業務・作業で必要不可欠なツールだといえます。
その中でもNotionAIは、企業やチームで利用しやすいサービスであり、資料作成や情報管理に優れています。
ただし、AIアシストで抽出された情報が、必ずしも自身のイメージ通りとは限りません。
最終的には人間による調整・ブラッシュアップが必要です。
人間の「代わり」ではなく、まだまだ「サポート」がメインのツールだと理解しておきましょう。
おわりに
この記事では、AIライティングサービスであるNotionAIの機能や応用例についてご紹介しました。
簡単に高品質な文章を生み出せることから、幅広い業務・作業で活用できるツールです。
NotionAIには、自動化できる機能が多数搭載されており、テンプレートなども充実しています。
初心者でも使いやすい便利なツールですので、この機会に利用してみてはいかがでしょうか。