「RPAを導入したいけど、種類が多すぎて選べない!」
インターネットで「RPA」のことを調べてみると、種類豊富なツールが沢山見つかります。
そこでこの記事では、初めての導入でも使いやすく機能性に優れる4つのおすすめRPAツールを解説しています。ツールを選ぶポイントも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
RPAとは?
「RPA(Robotic Process Automation)」とは、従来人間が行っていた作業を、AI学習やプログラムさせたロボットに代行させる取り組みのことです。
何度も繰り返し発生する作業や、ルールが決まった業務において適用でき、プログラミングの知識がなくても利用できるツールが豊富に提供されています。
RPAツールを導入することにより、人によるミスをなくし、効率的な作業が期待できるようになります。現在、多くの企業が注目している取り組みであることから、ツールの種類も豊富に登場しています。
RPAおすすめツール4つを徹底解説
RPAツールの魅力を知り、導入を検討している人も多いでしょう。
しかし、RPAツールを探してみると、違うメーカーから販売されている複数のツールが見つかるため、どれを選べばよいか分からなくなってしまいます。
ここでは、複数あるツールの中でも、認知度があり初心者にも使いやすいおすすめツールを4つ紹介しています。それぞれの特徴を把握し、会社の目的にマッチするRPAを探してみましょう!
Googleから提供されている「GAS(Google Apps Script)」は、最小限のプログラミング知識があれば利用できる初心者向けのRPAツールです。
無料版のRPAが提供されており、制限内であればプロ顔負けのカスタマイズも可能です。
このツールの大きな特徴
- Googleサービスとの連携に優れる
- 基本無料で利用できる
- ローコードを学べばより濃くカスタマイズできる
大手企業Googleが提供するツールということもあり、世界中で利用されているRPAです。無料というポイントがかなり大きいことから、手軽に導入できるツールだと言えます。
詳しくは次の記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
>【GAS】Googleが提供する無料の自動化ツールを徹底解説【特徴・できること】<
NTT DATAから提供されているWinActorは国内版RPAツールということもあり、日本人向けに特化した使いやすいツールです。
RPAツールの中には、英語版をそのまま利用しなければならないものもあり、はじめて触れる方にとってはハードルが高いという特徴があります。一方、WinActorは日本語対応RPAであるため、導入で手間取ることがありません。
このツールの大きな特徴
- 個別業務を組み合わせてシナリオを作れる
- プログラミング知識不要
- お手軽コストで導入できる
WinActorは、様々な機能をもつブロックに条件を与えていくだけで、簡単にカスタマイズできます。感覚的に高品質な自動化作業を用意できることから国内で人気が高いツールとなっています。
詳しくは次の記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
>【WinActor】初心者にオススメのRPAツールを徹底解説【自動化】<
Microsoftから提供されている「Power Automate Desktop」は、マニュアルと質問プラットフォームが充実した初心者向けのRPAツールです。
PC操作のほとんどを自動化できるだけでなく、webページを利用する操作をレコーディングすることによって、RPAにその動きを真似させることも可能です。
このツールの大きな特徴
- 安価に利用できる
- Microsoft関連ツールと連携しやすい
- 初心者におすすめの質問フォーラムが提供されている
現在、扱っているツールのほとんどがMicrosoftのものだという会社も多いでしょう。Power Automate Desktopは、Excel、WordなどMicrosoftツールとの連携性に優れ、従来の仕事スタイルを崩すことなくRPAを導入できるという特徴を持っています。
詳しくは次の記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
>【Power Automate Desktop】お得に使えるRPAツールを徹底解説<
UiPath社から提供されている「UiPath」は、欲しい作業に手の届く機能が豊富に準備されたツールです。
ノーコードでカスタマイズできる「UiPath Studio」、管理・レポートを行う「UiPath Orchstrator」、ロボットを実行する「UiPath Robot」などを組み合わせつつ作業を行います。
このツールの大きな特徴
- ツールが分かれているため処理速度に優れる
- 研修サービスが充実している
- 無料版を利用できる
国内導入実績が1,000社を超えているツールであり、現在世界的に注目を集めています。
詳しくは次の記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
RPAを選ぶポイント
魅力的なRPAツールを4つ紹介しましたが、会社の目的にあったツールを選ぶとき、どのようなことを考えるべきなのでしょうか。
最後に、RPAを選ぶポイントを3つ解説します。ひとつずつチェックしていきましょう。
RPAは導入価格から決めるのがオススメです。近年ではサブスクリプション形式のツールが多数提供されており、継続して費用がかかります。
契約後に使わなくなってしまうと費用が無駄になってしまうため、まずは無料トライアルや無料版を利用して、試験運用するのがいいでしょう。
導入する前に、実際に触って「使いやすさ」を確認しましょう。
なかには高性能・多機能なRPAもありますが、使いづらいツールである場合、それらの機能を活用できません。まずは複数のツールに触れてみて使いやすいと感じるものを見つけていくのが良いでしょう。
RPAは、ツールごとの機能性をチェックしましょう。
RPAの中にはリーズナブルな分、使える機能が制限されているものもあります。長期的に利用するのであれば、カスタマイズ性やAPIの数、拡張性などを見ながらツールごとの特徴をおさえていくのがオススメです。
まずは個別で見積もりを取ってみよう
この記事では、初心者におすすめのRPAツールを4つ紹介しました。
ほとんどのツールが無料版・無料トライアルを利用でき、事前に導入の確認を行って選ぶことが可能です。
ご紹介した特徴のほかに、各ツールの紹介記事をチェックしていけば、あなたの会社にぴったりのRPAツールを見つけられます。
ぜひ一度ツールに触れてみて、RPAの使い方や魅力を体験していきましょう。