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ChatGPT無料版・有料版の違いとは?価格情報や機能の差を紹介

ChatGPTを利用したいけど、無料版・有料版のどっちが良いの?

ChatGPTの無料版と有料版って何が違うの?

ChatGPTを業務等に活用したいけれど、無料版・有料版の違いがわからないと悩んでいる方向けに、価格や機能、アップデート内容の違いを紹介します。

少しずつ世の中に浸透していくAIサービスを活用する参考にしてみてください。

 

また、ChatGPTとはどんなサービスなのかという部分から知りたいなら、以下の記事がおすすめです。

ChatGPTの概要をできることを詳しく解説しています。

 

ChatGPT無料版・有料版の価格の違い

 

まずはChatGPTの価格情報の違いを整理しました。

どちらのプランを導入すべきか、ぜひ参考にしてみてください。

 

無料版の価格

ChatGPTの無料版は完全無料で利用できるサービスです。

OpenAIのIDを生成すれば、すぐにChatGPTを利用できます。

 

ただし、無料版には機能の制限があります。

基本的にはAIとのコミュニケーションのやり取りのみ実施できると覚えておきましょう。

 

有料版の価格

ChatGPTの有料版は、月額20ドルで利用できます。

また、API経由でサービスやアプリに導入したい場合には、1,000トークンの支払価格が定められています。

 

ChatGPTの種類 モデル 1,000トークン当たりのインプット費用 1,000トークン当たりのアウトプット費用
GPT-4 Turbo 0.01ドル 0.03ドル
GPT-4 gpt-4 0.03ドル 0.06ドル
gpt-4-32k 0.06ドル 0.12ドル
GPT-3.5 Turbo gpt-3.5-turbo-1106 0.001ドル 0.002ドル
gpt-3.5-turbo-instruct 0.0015ドル 0.002ドル

出典:OpenAI「Pricing」

 

APIの場合、使えば使うほど費用が増えていく従量課金制が採用されています。

ちなみに日本語で1文字を出力するのにかかるトークンは2~3トークンほどだと言われています。

 

参考として「GPT-4 Turbo」を使用した場合のインプット200文字、アウトプット2,000文字の場合の費用を整理しました。(1文字2トークンとして計算)

 

単価 文字数 円・ドル 合計
インプット 0.01ドル/1,000トークン
→0.0002ドル/文字
200文字 150円/1ドルで計算 6円
アウトプット 0.03ドル/1,000トークン

→0.0006ドル/文字

2,000文字 150円/1ドルで計算 180円

 

以上のように、アウトプット量が多いほど金額が大きくなります。システムやアプリへの導入を検討している方は、費用に注意してください。

 

ChatGPT無料版・有料版の機能の違い

 

ChatGPTを導入する際には、無料版と有料版の機能の違いに注意しなければなりません。

 

続いて無料版・有料版の機能の違いをまとめました。機能の量が大きく異なるため、導入の参考にしてみてください。

 

無料版で使える機能

無料版のChatGPTは、主に基本的なコミュニケーション機能のみ利用できます。

例えば次のようなコミュニケーションが可能です。

  • 質疑応答
  • アドバイス
  • 作業指示

 

基本的には文章で返答してもらえますが、指示内容・プロンプトを設定して指示を出せば、箇条書きや表を使ってわかりやすくまとめてくれます。

日常的な利用やアイデア出し程度の活用なら、無料版のChatGPTでも問題なく利用できるでしょう。

 

有料版で使える機能

無料版と違い、有料版には豊富な機能が搭載されています。

参考として、有料版で使える機能を以下に整理しました。

  • プラグイン機能
  • Code interpreter機能
  • GPTs機能
  • その他最新機能

 

まず、ChatGPTの有効性を高めるプラグイン機能をインストールできます。

現在、サービス連携やデータ取得といった500個以上の便利なプラグインが用意されているため、業務や作業効率化に活用してみてはいかがでしょうか。

 

次にChatGPT上でプログラミング言語「Python」のコードを実行できるCode interpreter機能を利用できます。

分析やデータ生成、画像処理、プレゼンテーションの資料作成などをまとめて実施できるのが魅力です。

 

さらには、自分だけのChatGPTを作成できるGPTsという機能を利用できます。

オリジナルのGPTを作成できるほか、OpenAIのユーザーが作成したGPTsを利用できるため、用途ごとのAI機能の活用が可能です。

 

そして、有料版を導入すればOpenAIが更新した最新データをすぐに利用できるのがポイントです。

ChatGPTの最新機能を活用したい、すぐに導入したいと考えている方は有料版を契約することをおすすめします。

 

ChatGPTの無料版・有料版で変わるアップデート内容

 

最後に、ChatGPTの無料版・有料版で変化するアップデートの内容をまとめました。

 

無料版は基本アップデートしない

基本的に、無料版のChatGPTはアップデートされません。

現在はChatGPTのGPT3.5というモデルしか利用できず、最新のGPT-4やGPT-4-Turboを利用できません。

 

今後新たなモデルが登場しても、古いバージョンしか利用できないことに注意してください。

 

有料版のアップデート内容

有料版の特権として、OpenAIがアップデートした最新のモデルをすぐに利用できます。

バージョンアップによりレベルが上がった高品質なAIサービスを利用できるほか、活用の幅が拡がるのが魅力です。

 

最新のアップデート情報を活用したいのなら、まずは有料版のChatGPTを契約してみてはいかがでしょうか。

 

おわりに

この記事では、ChatGPTの無料版・有料版の違いを「価格」「機能」「アップデート」という視点から紹介しました。

 

ChatGPTの無料版・有料版では、機能性に雲泥の差があります。

高性能なChatGPTの機能を活用したいなら、有料版を契約するのがおすすめです。

 

また、ChatGPTについて詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。

ChatGPTの基礎知識や使い方をわかりやすく解説しています。

 

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