自動で文章を作ってくれるAIライティングを活用したいと考える方も多いでしょう。
それならOpenAIが提供している「ChatGPT」がおすすめです。
この記事では、ChatGPTの特徴や利用できる機能、応用例を解説しています。
また、最新バージョンの情報も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ChatGPTとは
ChatGPTとは、AI開発を行うOpenAIが提供しているAIライティングサービスのことです。
ビッグデータを読み込ませた最新のアルゴリズムをもとに、インターネット上の情報をつかってライティングを行ってくれます。
また、ChatGPTは基本無料で利用できるのが特徴です。
ライティングはもちろん、質疑応答、プログラミングのコーディングなど、幅広い用途で利用できます。
中にはChatGPTをシステムに組み込み、AI技術を活用したサービスも登場しているので、ぜひ利用してみてください。
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ChatGPTの最新バージョンはどれ?
ChatGPTは、AI技術の進化に伴い、バージョンアップが行われています。
簡単にバージョンアップの流れを説明すると、次の通りです。
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- 初版: ChatGPT v1.0
- 第2版: ChatGPT v1.1
- 第3版: ChatGPT v1.2
- 第4版: ChatGPT v2.0
- 第5版: ChatGPT v3.0
- 第6版: ChatGPT v4.0
そして、現在最新版として利用できるのが、2023年3月11日にバージョンアップしたChatGPT4.0です。
一つ前のバージョンであるChatGPT3.0よりも学習のデータセットが増加。
さらに人間らしい回答ができるようになっています。
ただし、現在無料で利用できるのはChatGPT3.0までです。
ChatGPT4.0は、現在のところ有料プランのみとなっているので、無料利用までもう少し時間がかかると思われます。
ChatGPTの魅力的な機能
ChatGPTを利用してみたいけど、具体的に何ができるのか分からず、動き出せないでいる人もいるでしょう。
ここでは、ChatGPTで利用できる3つの機能をご紹介します。
①文章生成
ChatGPTは、特定のキーワードや指示を与えることによって、対応した文章を生成してくれます。
例えば「〇〇について説明してほしい」と指示を出せば、指定したキーワードの特徴などを具体的に生成してくれるのです。
また、ChatGPTでは、アイデアなどを提案してくれます。
「〇〇について、アイデアを3つ抽出して」とお願いすれば、適切なアイデアを聞き出すことも可能です。
②文章理解
ChatGPTは、こちらで書き込んだ内容を素早く理解してくれます。
特に魅力的なのが、抽象的なニュアンスの言葉なども理解してくれる点です。
例えば「〇〇について、面白い表現で書いて」という指示だけで、面白い文章を書き上げてくれます。
また、提案してくれた文章について「もうちょっとわかりやすく書いて」という指示にも対応してくれるなど、ほとんど人間に指示出ししているのと同じような気持ちでChatGPTを利用できます。
③翻訳
ChatGPTは、多言語への翻訳を得意としています。
例えば、海外論文などを読み込ませて日本語訳をお願いすれば、読みやすい日本語に短時間で変換してくれます。
また、英語で連絡を取りたい人がいる場合に、ChatGPTを通せば、英語変換も可能。
言語間の壁を無くしてくれる便利なツールですので、グローバルなコミュニティを作っている方は、ぜひ翻訳のためにChatGPTを利用してみてください。
ChatGPTを活用した応用例
もし指示出しや質問方法が分からないというのなら、本項で紹介する3点を参考にしてみてください。
具体的な指示出しの方法を画像付きでご紹介します。
①キーワードから文章を作り出す
ChatGPTは、特定のキーワード、そして文章を組み合わせることで、その指示・質問に合わせた文章を生成してくれます。
例えば、次のように指示してみてはいかがでしょうか。
では、「ダイエット」というキーワードをベースに指示を出してみます。
指示のとおり、3つの提案をしてくれました。
詳しく対策をまとめてくれるなど、役立つ回答を得られます。
②質問に対する答えを導き出す
ChatGPTは、計算や問題に対する質問に対し、回答を導き出してくれる機能が備わっています。
例えば、次のような質問をしてみてはいかがでしょうか。
では、「地球温暖化問題」というキーワードをベースに指示を出してみます。
質問に対する的確な回答をもらえました。
また、生成される文章の中には、箇条書きなども加えられているため、読みやすい文章として仕上がっています。
③英文を翻訳する
ChatGPTは、翻訳機能が機能が備わっています。
それでは英語の早口言葉を日本語にしてもらいましょう。
では、「Peter Piper picked a peck of pickled peppers.」という有名英文をベースに指示を出してみます。
簡単な英文なのですぐに表示されます。
もちろん長文の英語にも対応しているので、日本語にしたい英文を貼り付けて指示を出してみてください。
ChatGPTの今後の展望
ChatGPTは、文章を制する魅力的なサービスであり、日を追うごとに学習を続け、成長しています。
また、StarmindとMindfireグループの創設者であるKaufmann氏により「将来人間の仕事を奪う可能性がある」とコメントされています。
文章の生成やプログラミング、また画像生成など、AI技術はさまざまな形で発展している状況です。
業務効率化や生産性向上など、企業向けのAIツールも登場すると予想されるため、その有効なサービスとしてChatGPT に期待が集まっています。
おわりに
この記事では、OpenAIが提供するAIライティングサービス「ChatGPT」についてご紹介しました。
指示や質問をするだけで、文章を生み出してくれる便利ツールであり、翻訳なども得意とします。
将来、私たちの仕事を楽にしてくれる魅力的なツールであることから、さらなる発展に世界中から期待が集まっています。
まずは、その第一歩として、ぜひChatGPTに触れてみてください。