それなら、チャットとしてコミュニケーションを取れる「チャットワーク」を導入してみてはいかがでしょうか。
この記事では、チャットワークの魅力や便利機能についてご紹介します。仕事効率化につながるツールですので、参考にしてみてください。
コミュニケーションツールの「チャットワーク」とは?
中には、チャットを用いたコミュニケーションツールを利用したことがない人もいるでしょう。
チャットワークとは、プライベートおよびビジネスで利用できる基本無料のチャットコミュニケーションツールのことです。
例えば、以下に整理した機能を利用でき、文章によるコミュニケーションを加速できます。
- チャット機能
- データ添付機能
- リアクション機能
中でも、返信する必要がないメッセージに対してリアクションを行えるため、わざわざメッセージを送る必要がないのがポイントです。
個人間のやり取りはもちろん、グループを作って連絡を取り合うこともできるので、部署内の連絡手段、テレワーク、また個人で働く人たちの強い味方となるでしょう。
チャットワークの料金 |
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プラン名称 |
料金 |
条件 |
無料プラン | 無料 | グループチャット参加数:無制限
ファイル保存容量:5GB/組織 |
ビジネスプラン | 600円/月(年間契約の場合500円/月) | グループチャット参加数:無制限
ファイル保存容量:10GB/ユーザー |
エンタープライズプラン | 960円/月(年間契約の場合800円/月) | グループチャット参加数:無制限
ファイル保存容量:10GB/ユーザー |
※2022年9月6日以前は、無料プランのグループチャット参加上限7つに制限されていましたが、現在では上限を廃止されています。
チャットワークを導入する魅力
続いてチャットワークを導入する魅力についてご紹介します。
現在の文章コミュニケーションを効率化できるポイントが目白押しですので、1項目ずつ確認してみてください。
①手軽にコミュニケーションを取れる「チャット」
従来の文章コミュニケーションといえば、メールやSMSが当たり前でした。
しかし、個別連絡が面倒だったり、ビジネス文書にこだわる必要があったりと、1つの連絡をとるだけでも大きな負担を感じていたはずです。
一方、チャットワークの「チャット」を用いれば「お疲れ様です」「大変お世話になります」といった前置きなく、簡単に連絡できます。
まるで会話しているようにメッセージを送り合えることから、コミュニケーションの手間を大幅に削減できるでしょう。
②チームコミュニケーションに役立つ「グループ設定」
チャットワークは、個人間のやり取りだけではなく、グループ設定を行い、複数人でコミュニケーションを取れます。
働く中では、企業全体の連絡、部署(チーム)の連絡、外注先との連絡など複数のグループで連絡を取る必要があるでしょう。
しかし、すべてをひとまとめにして管理するのは困難だといえます。
そこで役立つのがグループ設定です。
関係のあるユーザーを招待してグループを作れば、関係性のある人たちだけでグループを構成できます。
また、チャットワークをプラットフォームとして、すべてのグループを管理できるため、すべてのコミュニケーションをチャットワークに集約することが可能です。
③返信先を簡単に指定できる「Toリスト」
チャットワークでは、グループを組んで利用する場合が多いため、グループチャット内で個人連絡するときに「Toリスト」を利用できます。
Toリストはメッセージ画面上で設定でき、参加者の名前を選択するだけで、簡単にメッセージ先を指定して連絡できるのが特徴です。
複数人で実施するコミュニケーションの複雑化を避ける便利な機能ですので、ぜひ利用してみてください。
チャットワークを効率化する2つの便利機能
チャットワークの導入を検討しているなら、活用してほしい便利機能が2つあります。
仕事効率化に役立つ機能ですので、ぜひ覚えておきましょう。
①仕事状況を確認できる「タスク管理機能」
それなら、チャットワークのタスク管理機能を利用してみてはいかがでしょうか。
この機能はチャット画面上で利用でき、作業内容や期日を画面上に表示できる機能です。
チャットワークを利用するタイミングで、いつでも期日をチェックできるため、作業忘れ防止として役立ててみてください。
②連絡を高速化する「ショートカットキー」
それなら、ショートカットキーを利用してみてください。
チャットワークでは、次のようなショートカットキーが用意されており、ツール利用を加速してくれます。
- M:メッセージ入力欄にカーソルを移動
- G:グループチャットを作成
- ↑K:1つ上のチャットを選択
- ↓J:1つ下のチャットを選択
詳しいショートカットは「チャットワークの公式ページ」で詳しく解説されています。
利用開始にあわせてチェックしてみてください。
チャットワークの注意点を見ておこう
便利に利用できるチャットワークですが、一部注意点があります。
利用時に問題となるか事前にチェックしてみてください。
①複数ファイルを一斉送信できない
チャットワークでは、データのやり取りを行えますが、一度に送れるデータは1つまでと決まっています。
よって、複数の画像やデータをまとめて送信できないため、メッセージを分割して送信する必要があると覚えておきましょう。
また、圧縮データとして保存すれば、複数データをまとめて送付できるので、利用方法に注意してください。
②既読・未読が分からない
チャットワークには既読・未読が分からないという特徴があります。
中には、連絡事項をグループ全員に送信したいと考える人もいるでしょう。
しかし、誰が閲覧してくれたのか把握できません。
もしチャットワーク内で既読を確認したいなら、リアクション機能を必ず実施するとルール決めしておくといいでしょう。
おわりに
この記事では、コミュニケーションツール「チャットワーク」の概要や魅力、便利機能についてご紹介しました。
シンプルで使いやすいのはもちろん、文章コミュニケーションを簡易化してくれる魅力的な機能がつまっています。
もし、メールやSMSを中心として業務を行っている方がいるなら、この機会にチャットワークの導入を検討してみてはいかがでしょうか。