仕事で必要となる資料作りを「わかりやすいデザインにしたい」「伝わりやすいデザインにしたい」と考える人も多いでしょう。
それならWeb上で利用できるオンライン作図ツールがおすすめです!
この記事ではオンライン作図ツールの特徴や活用例、そしておすすめツールについて解説しています。
デザインが苦手な人でもおしゃれな資料を準備できるので、ぜひチェックしてみてください。
オンライン作図ツールとは
オンライン作図ツールとは、Web上で利用できる作図ツールのことです。
例えば次のような作業が行えるため、おしゃれな資料作りに役立ちます。
- 図形の作成
- 画像の調整
- 資料全体のデザイン
また、デザインが苦手な人でも簡単に分かりやすくおしゃれなデザインができるテンプレートも充実しています。
中には無料で提供されているものもあるので、Officeソフトにあるパワーポイントを持っていない人や、パワーポイントのデザインに満足できない人にもおすすめです!
オンライン作図ツールの魅力
オンライン作図ツールを利用する魅力は、大きく分けてふたつあります。
仕事効率化、そして豊富なデザインの選択肢に役立つ項目ですので、それぞれチェックしてみてください。
①ツール連携機能
オンライン作図ツールは、外部ツールとの連携機能が搭載されているのが特徴です。
例えば、次のようなツール・サービスと連携できます。
- クラウド共有サービス
- 文書作成ツール
連携機能を利用すれば、デザインの表現方法をさらに広げることができ、おしゃれで伝わりやすい資料作りに役立ちます。
また出力したデータを他のデータ形式に変換できるなど、汎用性の高さが魅力です。
②充実したテンプレート機能
特に魅力的なのが、充実したテンプレート機能です。
数えきれないほどのデザインテンプレートが利用できるのはもちろん、デザインを組み合わせたり、自作することも可能です。
中には、テンプレートの写真を入れ替えるだけでオリジナリティあるデザインを生み出せるツールもあります。
テンプレートは無料のもの有料のものが多数提供されているので、いろんなデザインを試してみてはいかがでしょうか。
オンライン作図ツールの活用例
「オンライン作図ツールって便利そうだけど、どんな時に使うの?」
中には、オンライン作図ツールをどんなことに使うのか分からず、悩んでいる人もいるはずです。
そこで、ふたつの活用例をご紹介します。
どのような部分が仕事に役立つのか、ぜひチェックしてみてください!
①プレゼン資料
打ち合わせや会議など、プレゼン資料を準備して発表する機会もあるでしょう。
このとき、相手に良い印象を残すことと、伝わりやすい資料作りが欠かせません。
そこで役立つのがオンライン作図ツールです。
会社で利用できることはもちろん、Web上にデータを保存できるため、外勤時や自宅でも資料作成や確認を行えます。
充実したデザインテンプレートを用意しておけば、時間をかけることなくスムーズに資料が準備できるのも魅力です。
資料の品質を高めたい人や、今まで以上に見やすい資料を作りたいなら、ぜひ活用してみてください。
②報告書添付データ
仕事で作成する報告書は、文字だけでなく画像や図を添付することで報告書の品質を高めることができます。
このとき、自分で次のような図を準備する必要もあるはずです。
- イメージ図
- 関係図
- おしゃれな表
もしこれを従来のOfficeソフトで作成した場合、デザイン性に劣っていたり、図形の微妙なズレが起きたりします。
一方、オンライン作図ツールであれば、利用するデータのレイヤー分け、位置調整を即座に実施できます。
まるでネットで見つかるおしゃれな図を自分の手で作成できるので、ぜひ利用してみてください。
おすすめオンライン作図ツール3選
最後に、業務利用で役立つオンライン作図ツールを3つ紹介します。
それぞれ無料トライアルや無料版が用意されているので、気になるツールに触れてみてください。
①cacco(カクー)
「cacco(カクー)」は、株式会社ヌーラボから提供されているオンライン作図ツールです。
チームでデータを共有しつつデザイン作図が行えることはもちろん、コメント機能やチャット機能など、リアルタイムでデザイン作成を検討できます。
また、フローチャートやモックアップ、ネットワーク図、プレゼン資料など豊富な用途に利用でき、Webデザインやプロジェクト管理、企業組織図作成などの作成も可能です。
このツールは基本有料となるため、まずは無料トライアルから利用してみてはいかがでしょうか
プラン紹介 | |
プロプラン | 660円/月 |
チームプラン | 1,980円/月 |
エンタープライズプラン | 見積もり |
②Canva(キャンバ)
「Canva(キャンバ)」は、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが提供するオンライン作図ツールです。
図形の作成の他に、プレゼン資料の作成、また次のように多岐にわたる用途で利用できます。
- SNS画像
- メッセージカード
- 書籍表紙
- ロゴ
- 名刺
- チケット
テンプレート素材が豊富に提供されていたり、プロジェクトを組んで一連作業を共有しながら実施できたりと、あなたが持つデザインに拡張性を与えてくれる魅力的なツールです。
このツールは基本無料で利用でき、デザインのバリエーションを広げたいときに有料版の利用が必要となります。
プラン紹介 | |
フリープラン | 無料 |
プロプラン | 12,000円/年 |
チームプラン | 18,000円/年 |
③miro
「miro」は、RealtimeBoard, Inc.が提供するオンライン作図ツールです。
マインドマップの作成の他、フローチャートや付箋を使ったチーム共有機能など、プレゼン資料に添付できる図の作成が簡単に実施できます。
シンプルデザインが特徴であり、見やすく伝えやすい図形の作成を行えるのが魅力です。
また、文字を書き込めば自動で枠線が移動されたりと、微調整不要で利用できるため、効率よく作図を進められます。
このツールは、基本無料で利用できますが、利用できる作業スペースに上限があるのが特徴です。
複数人のチームで利用するなら、有料版の利用を検討してみてください。
プラン紹介 | |
フリープラン | 無料 |
スタータープラン | 8ドル/月(約1,200円/月) |
ビジネスプラン | 16ドル/月(約2,400円/月) |
エンタープライズプラン | 見積もり |
おわりに
この記事では、オンライン作図ツールの魅力や活用事例、そしてオススメのツールについて紹介しました。
提供されているツールによって特徴が異なるだけでなく、無料・有料範囲にも違いがあります。
もしオンライン作図ツールを使ってプレゼン資料や見やすい報告書を作成したいなら、紹介したツールを参考に、無料トライアル・無料版から利用するのがオススメです。