「メモ帳アプリを使って業務を効率化したい」
なかには個人で利用するメモ帳ではなく、チームで連携できたり、管理が楽なアプリを探している人もいるでしょう。
この記事では、仕事で利用できることはもちろん、業務効率化に役立つメモ帳アプリを3つ紹介しています。業務用として使える特徴についても紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
仕事に使えるメモ帳アプリとは
「通常のメモ帳アプリ」と「業務用のメモ帳アプリ」には、いったいどのような違いがあるのでしょうか。この違いを簡単に整理すると次のようなポイントが挙げられます。
- クラウドを通じてチームで管理できる
- フォルダ管理できる
- スマホやPCなど複数のデバイスで使える
従来の個人が利用するメモ帳アプリは、シンプルに文字入力ができる簡単な機能しか持っていません。また、フォルダ管理も行えないので、次から次へとデータをため込んでしまいます。
一方、業務用のメモ帳アプリは、仕事で役立つ機能が充実しているだけでなく、メモした内容をその後の業務で使いやすいように、データ管理や共有できる特徴を持っています。
仕事の中で登場する記録簿の作成やヒアリングの実施時にも使えるアプリであることから、多くのチームやユーザーが業務用メモ帳アプリをインストールしています。
業務用メモ帳アプリの特徴
仕事で利用できる業務用メモ帳アプリですが、どのようなポイントが仕事向けなのでしょうか。
ここでは、業務に役立つ3つのポイントを解説しています。自分の目的に合う機能を持っているのか確認してみてください。
①スマホで使いやすい
業務用メモ帳アプリは、次の方法でインストール可能です。
- Androidの場合はGoogle Play
- iPhoneの場合はApp Store
このアプリは誰もが所持するスマートフォンにインストールできるため、持ち運び用のメモ帳として便利に利用できます。
中には、紙のメモ帳を持つ人もいますが、買い替えが必要だったり、メモした場所がわからなくなることもあります。これに対し、メモ帳をアプリとして利用すれば上記の課題を解消できることから、業務効率化を図れます。
②データ管理が簡単
業務用メモ帳アプリの多くは、データ管理を簡単にする機能が充実しています。
- フォルダ管理機能
- 文字装飾機能
- 文字数表示機能
従来の無料メモ帳アプリの場合、フォルダ管理が行えず複数のデータに分けてメモするのが難しい特徴があります。一方、業務用メモ帳アプリは、カテゴリ分け、名称付けしてフォルダを管理できるため、メモを分割しても簡単にデータを整理できます。
また、メモ後の業務資料反映に必要な次のような文字装飾が事前に実施できることから、作業効率化を図れます。
- 見出し作成
- 太線・下線
- カラーリング
スマホのBluetooth機能を活用すれば、キーボードタイピングも行えるので、データ管理を効率化していきましょう。
③情報共有に特化
業務用スマホアプリの多くは、クラウド管理機能が使えます。つまり、インターネットを介して社員にメモした情報を共有できるのです。
オフラインで利用するメモ帳の場合、帰社後の確認整理などが必要であることから、残業時間の増加要因となってしまいます。これに対し、リアルタイムで情報共有できれば、移動などの作業ロスを減らし効率的に成果の準備が可能です。
また共有できるのは人だけでなく、スマホとタブレット、PCで同時にデータ共有ができます。
おすすめメモ帳アプリ3選
なかには、すでに業務用アプリをお探しの人もいらっしゃるでしょう。
ここでは、業務用で使いやすいメモ帳アプリの中でも、汎用性に優れるアプリを3つ厳選してご紹介します。それぞれ特徴や利用料金を詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。
①Notion
Notionとは、「Notion Labs, Inc.」が提供するワークスペースであり、機能のひとつとしてメモ帳が利用できます。チームでコミュニケーションが必要な業務で利用されることが多く、次のような特徴を持っています。
- プロジェクト管理機能
- ユーザー管理機能
- ワークフロー構築機能
- デザインテンプレート
Notionがあれば、チーム活動を効率化できることはもちろん、申請作業といった企業において欠かせない項目を作れることから、メモ帳の枠を超えて利用しやすいサービスだと言えます。
またメモ機能には、それぞれ編集履歴やユーザーコメントなどを掲載できるので、複数人で共有しつつ作業できる魅力があります。
【料金表】
パーソナルプラン | パーソナルProプラン | チームプラン | エンタープライズプラン | |
料金 | free | $4.0/月 | $8.0/月 | 見積もり |
利用機能 |
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②Evernote
Evernoteとは、「Evernote Corporation」が提供するプロジェクトサービスであり、メモ帳機能を含めた様々な機能が利用可能です。
- Webクリッパー機能
- アプリ連携機能
- クラウド管理機能
- データ管理機能(画像、スケッチ、音声、文書)
このアプリに搭載されているスキャニング機能を活用すれば、紙媒体の文書を電子化し、データとして管理することも可能です。他にも様々な機能が搭載されているので、公式HPをご参考下さい。
【料金表】
FREEプラン | PERSONALプラン | PROFESSIONALプラン | TEAMSプラン | |
料金 | free | 680円/月 | 850円/月 | 1,100円/ユーザー・月 |
利用機能 |
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③ColorNote.
ColorNote.とは、「Social and Mobile Inc.」が提供しているメモ帳アプリで、個人利用そして業務利用で活用できる汎用性に優れる機能を備えています。
シンプルなメモ帳アプリですが、特に人気を集めるのがスマホアプリに貼り付けて使える「付箋機能」です。ペタリとスマホ画面の好きな場所にメモを貼り付けられるので、見落としを減らせるメリットがあります。
また、カレンダーやリマインダー機能も利用できるので、業務予定メモにも最適です。こちらのアプリはAndroid端末専用のアプリですが、PCとの連携が可能です。
【料金】無料
おわりに
この記事では、業務用として利用するメモ帳アプリの特徴や、業務用で利用できるおすすめのメモ帳アプリを3つ紹介しました。
ただメモ機能が利用できるだけでなく、データ管理や業務に欠かせない情報共有機能など活用方法が無限大にあります。
基本無料で利用できることも含め、業務効率化のためにメモ帳アプリをお探しなら、ぜひダウンロードしてみていください。